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気まぐれ主婦の 柴犬溺愛日記

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その1 はじめに
JUGEMテーマ:柴犬

 


りゅうが亡くなる前後の事を 子ども達は
あまり覚えていないし かわいそうだから思い出したくないそうです。


子ども達は 未来に生きる人達だから もちろんそれでいいけど


でも 私は 忘れたくない。


そんな思いで りゅうの最期の日までのことを書きました。


病気とわかってから 亡くなるまで わずか1週間でした。

| りゅうmemories | 14:00 | comments(0) |
その2 ● 2002年5月24日(金)病気の前兆
病気のシグナルは 小さいものだった。


私は 朝起きるとまず 廊下の窓を開けて
りゅうに おはようを言う。
それから ごはんをあげに行く。

りゅうは 「ごはん」という言葉に反応して
私が何も言ってないのに
すわって お手 おかわり ふせをして わんわんほえる。
その朝も いつもと同じ朝だった。


いつもと違ったのは 学校へ行く兄ちゃんが
「りゅう ごはんを残してるよ。」
と 教えてくれた事だった。


りゅうは 食べ物にすごく貪欲でごはんを残す事なんて ありえない。
見に行くと りゅうは ごはんの前で 困ったような顔をしてすわっていた。
「ごはん 食べないなら かたづけちゃうよ。」
というと あわてたように 残ったごはんを食べた。


その日は 注意して様子を見ていたけど
 散歩のときも いつもと変わらないように見えた。
夜のごはんは 私がずっと見ていたせいか 全部食べた。


次の朝 兄ちゃんが 同じことをいった。
「りゅう ごはん 残してるよ。」

ちょうど 狂犬病の注射の葉書が来ていた。
明日 病院に 連れて行こう。


JUGEMテーマ:柴犬
 
| りゅうmemories | 14:06 | comments(0) |
その3 ● 2002年5月25日(土)病院に行った

午前中 りゅうを連れて 病院に行った。
りゅうの病院は 今のペット全盛の時代に取り残されたふうの昔ながらの 動物病院だ。

姉には もしもの時のために 病院を変えたほうがいいと言われていた。
でも りゅうは 病院も 知らない人も 大きらい。
夫と二人でも 結構大変なのに
さらに遠くて 混んだレイちゃんの病院に変えるのはちょっと 面倒だった。

予防注射や フィラリアの薬だけなら ここでいい。
もしもの時のことなど 想像もしなかった。

受付で 注射を受けたい事と ウンチの検査を頼む。
ウンチは 異常なかった。
変なものを 食べたわけでもないらしい。
先生に どことなく いつもと違う ごはんを残すと言うと熱を 測ってくれた。

熱は 39度1分。
「熱が 少しありますね。 風邪でしょう。」
と 抗生剤と栄養剤の 2本の注射をした。
予防注射は 来週になった。

ごはんにふりかける栄養剤ももらって その日は帰った。

なんだ 風邪だったのかぁ もう心配させて〜。

でも その週の半ばから
私の中では ホントに ただの風邪? という不安が 大きくなってきた。

ごはんは 食べたり食べなかったり。
散歩のときにも 喜ぶのは最初だけ。
帰ってくると あとは ずっと 寝ている。

心の中で
 りゅうは 変だ 絶対 変だという思いが消えなかった。

明日 病院に 行く日だ。

JUGEMテーマ:柴犬
 
| りゅうmemories | 14:50 | comments(0) |
その4 ● 2002年6月1日(土)異常なし

病院に 行く。
りゅうは 車に乗る時 大喜びだった。
熱を 測ってもらうと ないそうなので注射を することになった。


先生は 何も心配する事はないと 言う。


ほんとかなあ。


ここがこうだから 変だと うまくいえないんだけど
でも どこかが 絶対 いつもと違う。
言い様のない不安に 押しつぶされそうになる。

家族に言っても
「えー こんなもんじゃないの〜」
と言う返事だ。 

| りゅうmemories | 14:53 | comments(0) |
その5 ● 2002年6月2日(日) 強くなる不安
JUGEMテーマ:柴犬

 次女の日曜参観の後 パソコンの買い替えに行く。
かなり 暑い日だった。

りゅうは 出かける私達を 外階段の踊り場の柵の間から
顔を出して 見送っていた。

そのこと自体は いつものことだけど
りゅうの顔が ひどく 悲しげに見えた。

心は 新しいパソコンに向いている子ども達は気づいてないみたいだ。

その日 買ったのが このパソコンだ。

次の日 りゅうは さらに元気がなくなった。
誰の目からみても 明らかに 具合が悪いのが わかるようになった。

| りゅうmemories | 14:54 | comments(0) |
その6 ● 2002年6月4日(火)もう一度病院へ
JUGEMテーマ:柴犬

 夕方 夫が 病院に行こうと言ってくれた。
私一人では 連れて行けないので ほっとした。


先生に ひどく具合が悪そうだと言うと 意外そうだった。
熱を測っても 微熱程度
ウンチの検査も 異常なし。
風邪だと 先生は言う。


私は 血液検査をして下さいと 頼んだが
先生は 
血液検査でわかるのは 腎機能位だから必要ないという。


でも でも・・・と口ごもる私に
 とりあえず 抗生剤と栄養剤の注射をしましょうと 注射をした。
いつもは うーうーうなるりゅう
この時は なにも 言わなかった。


帰りがけ 受付のお姉さんが
いつもの りゅうくんじゃない 
そう言っていた。

| りゅうmemories | 15:02 | comments(0) |
その7 ● 2002年6月5日(水)病院を変えよう
JUGEMテーマ:柴犬

 りゅうは やっぱり 元気がない。
ごはんも 残すし 散歩も 楽しそうじゃない。
暑さのせいか 呼吸が荒い。


姉は 病院を変えた方がいいと言う。
レイちゃん(姉の犬)の 病院に行こう。
夫が仕事が 早くやめてくれた。
次女も連れて 4人で レイちゃんの病院に行った。



レイちゃんの病院は つきそいで 何度か行ったことがある。
りゅうの病院を通り過ぎて ほぼ一本道。
渋滞するので30分ほどかかる。
そして 病院も 混んでいるが設備もスタッフも 整っている。


診察室に入って まず なりゆきを説明する。
熱は 数値はよく覚えてないけど 犬の平熱だった。
心音も 異常なしだった。
血液検査と レントゲンを撮った後 結果を聞く。


僕が 今後主治医となります と 挨拶された後 先生は 話し始めた。


まず 血液検査の結果
貧血が 少しある。
白血球の数値が 非常に高くレントゲンにも 怪しい影がある。
今の段階では 白血病あるいはリンパ腫と思われる。
りゅうの血液のサンプルを 検査機関に送って
さらに詳しいデータを得た後 
薬の量などを決め 抗がん剤治療を 始めたい。
薬の効果があれば 状態の回復は ある程度望めるが
完治は 難しいかもしれない。


りゅうは 死んじゃうんですか?


夫と私は 同時に 聞いた。


人間と同じように 抗がん剤は よい薬がある。効く可能性も ある。
ただ このままほっといたら 確実に死んでしまうことになる。


りゅうが 死んじゃうのは 絶対いやだ。


とりあえず 今日からは 抗がん剤治療に備えて
体調を整えるために 点滴や注射をすることになった。
少量で高カロリー 高栄養の療法食をもらった。
他にもいろいろなアドバイスを受けた。


診察室を出て 姉の顔を見たら 涙が止まらなくなってしまった。


どうしよう りゅう 死んじゃうかもしれない。
いい年をして 私は泣き出してしまった。


帰り道 りゅうをなでながら
絶対 死なせない 私が看病するから。 そう思っていた。


家に帰った後 りゅうを散歩に連れ出した。
りゅうは 外で飼っているので 排泄は 散歩の時にする。
明らかに つらそうだった。
白血病なんだ そう思った。
いつもの一割位の散歩だったが これが 最後の散歩になった。


散歩から帰って りゅうを家にいれてやった。
子供たちは泣いていた。
りゅうは 荒い呼吸で 冷たいフローリングの床に横になって療法食を 少し食べた。


これから がんばろう みんなでそう言った。

| りゅうmemories | 15:04 | comments(0) |
その8  ● 2002年6月7日(金)
JUGEMテーマ:柴犬

 この日は 姉が一緒に病院に行ってくれた。


検査機関に出した結果は まだ来ていなかった。
この日した血液検査の数値は さらに悪くなり
病院の機械では 白血球の数値は 測定不能になってしまった。


今 危篤になっても おかしくないと言われ膝が 震えた。
注射の後 療法食の缶詰を 追加してもらう。
せめて このごはんで 栄養つけてもらおうと思ったがこの日 買った分は 今も そのまま 残っている。


姉と二人がかりで りゅうを車に運んだ後
私だけ 会計をするために 待合室に残った。


受付のお姉さんに「がんばりましょうね。」と言われて
 泣きそうになる。


家に帰り 夫と相談して 夜はリビングに寝かせることにする。
いつもなら りゅうのエリアのフェンスを開けると
一目散に 玄関からうちの階段を いっきに駆け上がるのに
りゅうは もう階段を 登れなかった。


荒い呼吸で 眠れず 時折 水だけ飲んだ。
私は 居場所が決まらず よろよろ歩いては倒れこむりゅうに
水の容器を 運んでいた。


2時間おき位にトイレのため 外に連れ出した。
うちの隣の空き地の前で 体を支えてトイレをさせた。
15キロのりゅうを抱いての 階段の登り降りは なかなかハードだった。


りゅうは 私達の寝室には 入ってこないのだけれど
ドアを開け放して 様子が わかるようにしておいた。
テレビを 消すと りゅうの苦しそうな呼吸が 気になって
とても 眠れなかった。

| りゅうmemories | 15:06 | comments(0) |
その9 ● 2002年6月8日(土)
JUGEMテーマ:ペット




 
この日 私は忙しかった。
病院の後 長女の中学最初の体育祭。
長女の中学校は 体育祭の応援合戦に力を入れていて
長女も 応援団に入って
毎日遅くまで 練習していたので 見てみたかった。


なんだか上の空で 長女には申し訳なかったがそれだけ見て 急いで帰る。


りゅうのトイレをさせて ハウスの前に寝かせると
夫の兄夫婦が来た。
埼玉に住む兄夫婦は りゅうを見て驚いた。
いつもは大喜びで 飛び跳ねて 兄を迎えるりゅうが
今日は はあはあ言って 横になっている。
きっと 兄夫婦に会えるのは これが最後 そんな気がした。


午後 長男の高校の保護者会。
本音を言えば 私はもう 家事も何もかも 放り出して
りゅうの そばについていたかった。


保護者会も 上の空だった。
駅に帰り着くと やきとり屋さんの いいにおいがした。
夫と次女は きっと りゅうのそばにいる。
ビールのおつまみに やきとりをおみやげにした。


思ったとおり ハウスの前にいた二人に焼き鳥を渡すと
りゅうが 起き上がって 顔を近づけてきた。
今までは 人間の それも味のついた食べ物は あげなかったけど
食べられるものなら なんでも食べて欲しかった。
その時バイトに出かける兄ちゃんに 最後の一串をあげると
兄ちゃんは まだ欲しがるりゅうに譲った。
かわいそうで見ていられないから 安楽死させた方が・・・
と 子供たちが言い出した。
私は 聞こえないふりをした。


夜 さらに 苦しそうだったが
バイトから帰った兄ちゃんが ヨーグルトを食べようとすると
りゅうが よろよろと やって来たので 食べさせてあげた。
りゅうが 最後に 食べたものは 焼き鳥とヨーグルトだった。


ベッドで眠っていたら りゅうの冷たい鼻が 腕にあたった。
私の横に りゅうが 座っていた。
なんだ 座れるようになったんだ よかったね〜
と言ったら 目がさめた。
リビングから 水を飲む音が 聞こえた。
今夜から 私も リビングで寝ようと決めた。

| りゅうmemories | 02:45 | comments(0) |
その10 ● 2002年6月9日(日)抗がん剤治療
JUGEMテーマ:ペット

 

朝 りゅうにトイレをさせようと 寝室から出たら
そこに 水たまりがあった。
寝室に入ってはいけないりゅうは
 そこで私を待って おもらしをしちゃったみたいだ。
間隔が2時間より 短くなったらしい。


8時に病院から電話があって 急いで連れて行く。


りゅうの検査結果をもとに発注した抗がん剤が届いたので
今日から治療を始めるそうだ。
日程表を見せられて 説明をうける。
インフォームドコンセントだ、まさしく。


治療と点滴 経過観察のため夕方まで 半日入院する。
私は 病院と 家族以外の人間が苦手なりゅうがとても心配だったが
 私達が診察室を出ても ただ黙って 伏せていた。
りゅうの首の左側のリンパ節がはれて
顔も もういつものりゅうと 少し違ってきてしまった。


家に帰って りゅうのハウスやその周りを そうじした。
少しでも気持ちよく 過ごせるように。


夕方迎えに行くと りゅうは少し元気になっていた。
呼吸は相変わらず苦しそうだけど 目に生気がもどってきたみたい。
期待できるかも と思ったが それはつかの間。


夜になると またぐったりだ。
この日からリビングで りゅうと寝た。
子供たちは りゅうのあまりの苦しみようにすっかり ひいてしまった。
半分やけになったみたいに 世話をする私にも ひいていた。


私に出来る事 するべき事は なんだろう。

| りゅうmemories | 02:48 | comments(0) |


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